- ✓ 超音波検査は、超音波を利用して体内の臓器や組織をリアルタイムで可視化する、非侵襲的で安全性の高い検査です。
- ✓ 腹部、心臓、頸動脈、甲状腺、乳腺など、多岐にわたる部位の診断に活用され、病気の早期発見や経過観察に貢献します。
- ✓ 放射線被曝がなく、繰り返し行えるため、妊婦さんや小さなお子さんにも安心して適用できるメリットがあります。
超音波検査(エコー)とは:原理・メリット・検査部位

超音波検査(エコー検査)とは、人の耳には聞こえない高い周波数の音波(超音波)を体内に発信し、臓器や組織から跳ね返ってくる反射波を画像化することで、体内の様子を調べる検査です。この検査は、リアルタイムで体内の動きを観察できるため、診断だけでなく治療の補助や経過観察にも広く用いられています[1]。
超音波検査の原理とは?
超音波検査の原理は、コウモリが音波を使って周囲の状況を把握するのと似ています。検査機器のプローブ(探触子)から発せられた超音波は、体内の臓器や組織に当たると、その境界面で反射します。この反射波をプローブが再び受信し、コンピューターがその時間差や強弱を解析することで、リアルタイムの画像としてモニターに表示します。このため、臓器の形や大きさ、内部構造、血流の状態などを詳細に観察することが可能です。
超音波検査の主なメリット
超音波検査には、他の画像診断法にはない多くのメリットがあります。
- 非侵襲性・安全性:放射線を使用しないため、被曝の心配がありません。そのため、妊婦さんや小さなお子さん、繰り返し検査が必要な方にも安心して適用できます。
- リアルタイム観察:臓器の動きや血流をリアルタイムで確認できるため、心臓の拍動や血管内の血流、消化管の動きなどをその場で評価できます。
- 簡便性:検査時間が比較的短く、ベッドサイドなどでも実施可能です。特別な前処置が不要な場合も多く、患者さんの負担が少ないです。
- コストパフォーマンス:他の画像診断法と比較して、検査費用が比較的安価です。
実臨床では、「放射線被曝が心配だから、できるだけエコーで診てほしい」と相談される方が少なくありません。特に妊娠中の患者さんや、定期的な経過観察が必要な方にとって、この非侵襲性は大きな安心材料となります。
超音波検査で検査できる主な部位
超音波検査は全身の様々な部位に応用されています。主な検査部位とその目的は以下の通りです。
- 腹部:肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、膀胱など。結石、腫瘍、炎症、脂肪肝などの診断。
- 心臓:心臓の大きさ、機能、弁の状態、血流など。心不全、弁膜症、心筋梗塞などの診断。
- 頸部:甲状腺、頸動脈、リンパ節など。甲状腺疾患、動脈硬化、腫瘍などの診断。
- 乳腺:乳がんのスクリーニングや精密検査。しこりの有無、性状の評価。
- 血管:動脈や静脈の狭窄、閉塞、血栓の有無。
- 整形外科領域:関節、筋肉、腱、靭帯など。炎症、損傷、滑膜炎、軟骨石灰化症の診断など[2]。
- 口腔内:歯周組織、唾液腺、顎関節など。炎症や腫瘍の評価[4]。
これらの部位以外にも、産婦人科領域での胎児診断、泌尿器科領域での前立腺検査、救急医療での迅速診断(POCUS: Point-of-Care Ultrasonography)[1]、さらには胸水や腹水の評価[3]など、超音波検査の適用範囲は非常に広いです。
腹部エコー:肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓の検査
腹部エコー検査は、腹部にある主要な臓器(肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓など)の状態を非侵襲的に評価するための重要な画像診断法です。これらの臓器の形態や内部構造、病変の有無、血流などをリアルタイムで観察できます。
腹部エコーで何がわかる?
腹部エコー検査では、主に以下のような疾患や状態の診断に役立ちます。
- 肝臓:脂肪肝、肝炎、肝硬変、肝腫瘍(良性・悪性)、肝嚢胞など
- 胆嚢・胆管:胆石、胆嚢ポリープ、胆嚢炎、胆管炎、胆嚢がん、胆管がんなど
- 膵臓:膵炎(急性・慢性)、膵嚢胞、膵腫瘍(良性・悪性)など
- 腎臓:腎結石、水腎症、腎嚢胞、腎腫瘍、腎炎など
- 脾臓:脾腫(脾臓の腫大)、脾嚢胞、脾腫瘍など
- その他:腹水、腹部大動脈瘤、消化管の異常(一部)など
日常診療では、「健康診断で肝機能の異常を指摘された」と受診される患者さんが多く、その際に脂肪肝や肝嚢胞が発見されるケースをよく経験します。また、右季肋部痛(みぎききょくぶつう:右あばら骨の下の痛み)を訴える患者さんには、胆石や胆嚢炎の有無を確認するために腹部エコーが非常に有効です。
検査の準備と流れ
腹部エコー検査では、検査の精度を高めるためにいくつかの準備が必要です。
- 絶食:通常、検査前4〜6時間程度の絶食が指示されます。これは、食事によって胆嚢が収縮したり、消化管にガスが発生したりするのを防ぎ、観察しやすくするためです。
- 排尿の調整:腎臓や膀胱を観察する際には、膀胱に尿をためておく方が見やすい場合があります。
検査は、仰向けに寝た状態で、お腹にゼリーを塗布し、プローブを当てて行います。技師や医師がプローブを動かしながら、様々な角度から臓器を観察します。時には、息を吸ったり吐いたり、体を左右に傾けたりする指示が出ることがあります。検査時間は通常15〜30分程度です。
腹部エコーは、消化管のガスや肥満によって画像が見えにくくなることがあります。また、膵臓の一部や後腹膜の病変など、超音波が届きにくい部位もあります。そのため、必要に応じてCTやMRIなどの他の検査と組み合わせて総合的に診断することが重要です。
心臓エコー(心エコー):心機能・弁膜症・心不全の評価

心臓エコー検査(心エコー)は、超音波を用いて心臓の動き、形、大きさ、弁の状態、血流などをリアルタイムで詳しく調べる検査です。心臓の機能を評価し、さまざまな心臓病の診断や重症度評価に不可欠な検査として広く用いられています。
心臓エコーで評価できること
心臓エコー検査は、心臓に関する多岐にわたる情報を提供します。
- 心機能の評価:心臓が血液を送り出すポンプ機能(駆出率など)や、拡張機能(血液を貯める能力)を数値で評価します。
- 心臓の形態・大きさ:心室や心房の拡大、心臓壁の厚さなどを測定し、心肥大や心拡大の有無を確認します。
- 弁膜症の診断:心臓の弁(僧帽弁、大動脈弁、三尖弁、肺動脈弁)の狭窄(開きが悪くなる)や閉鎖不全(閉じが悪くなる)の有無、重症度を評価します。
- 心筋梗塞の後遺症:心筋梗塞によって損傷した心筋の動きの異常(壁運動異常)や、心臓の瘤(心室瘤)などを検出します。
- 心膜疾患:心臓を包む膜(心膜)に炎症や水が溜まる(心嚢液貯留)状態を診断します。
- 先天性心疾患:生まれつきの心臓の構造異常を診断します。
外来診療では、「動くと息切れがする」「足がむくむ」といった心不全を疑う症状で受診される患者さんが増えています。このような場合、心臓エコーは心臓のポンプ機能や弁の状態を迅速に評価し、心不全の診断や重症度を判断する上で非常に重要な情報となります。
検査の種類と特徴
心臓エコー検査には、主に以下の2種類があります。
- 経胸壁心臓エコー
- 胸壁の上からプローブを当てて行う、最も一般的な心臓エコー検査です。非侵襲的で患者さんの負担が少ないのが特徴です。
- 経食道心臓エコー
- プローブを食道に挿入して心臓の裏側から観察する検査です。経胸壁エコーでは見えにくい心臓の奥の部分や、小さな血栓、弁の異常などをより鮮明に観察できます。検査前に局所麻酔や鎮静剤を使用することがあります。
心臓エコーの検査時間と注意点
経胸壁心臓エコーの検査時間は、通常20〜40分程度です。検査中は、上半身を脱いでベッドに横になり、左側を下にして行います。胸にゼリーを塗布し、プローブを当てて心臓の様々な断面を観察します。心臓の動きをより鮮明に捉えるために、呼吸の指示が出ることがあります。
経食道心臓エコーは、より詳細な情報が得られる一方で、患者さんへの負担が大きいため、必要性が高い場合にのみ実施されます。臨床現場では、特に弁膜症の手術前評価や、心房細動における心臓内血栓の有無の確認などに用いられることが多いです。
頸動脈エコー:動脈硬化・脳卒中リスクの評価
頸動脈エコー検査は、首にある太い血管である頸動脈を超音波で観察し、動脈硬化の進行度や脳卒中のリスクを評価するための検査です。脳に血液を送る重要な血管である頸動脈の状態を直接確認できるため、脳血管疾患の予防や早期発見に役立ちます。
頸動脈エコーでわかること
頸動脈エコー検査では、主に以下の項目を評価します。
- IMT(内膜中膜複合体厚):血管の壁の厚さを測定し、動脈硬化の初期変化や進行度を評価します。IMTが厚いほど動脈硬化が進んでいると判断されます。
- プラークの有無と性状:血管の内壁に付着したコレステロールなどの塊(プラーク)の有無、大きさ、形状、表面の状態などを確認します。不安定なプラークは、剥がれて脳に飛んで脳梗塞を引き起こすリスクがあります。
- 狭窄の有無と程度:プラークによって血管が狭くなっている(狭窄)部分の有無と、その狭窄の程度を評価します。重度の狭窄は、脳への血流が不足し、脳梗塞のリスクを高めます。
- 血流速度:ドップラー法を用いて、頸動脈内の血流速度を測定し、狭窄の有無や程度を客観的に評価します。
日々の診療では、「高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を抱えている」患者さんには、脳卒中や心筋梗塞のリスク評価として頸動脈エコーを積極的に勧めることが多いです。特に、喫煙歴がある方や家族に脳卒中の既往がある方では、動脈硬化の進行が早く、早期からの介入が重要となります。
検査の対象となる方
頸動脈エコーは、以下のような方に特におすすめされます。
- 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病がある方
- 喫煙習慣がある方
- 肥満の方
- 脳卒中や心筋梗塞の家族歴がある方
- 脳卒中の症状(一過性脳虚血発作など)があった方
- 健康診断で動脈硬化の可能性を指摘された方
検査の流れと所要時間
検査は、仰向けに寝た状態で首を少し反らせて行います。首にゼリーを塗布し、プローブを当てて左右の頸動脈を観察します。痛みはなく、特別な前処置も不要です。検査時間は通常15〜20分程度で終了します。
頸動脈エコーの結果は、脳卒中や心筋梗塞のリスク評価に直結するため、結果に基づいて生活習慣の改善指導や薬物治療の必要性を判断します。筆者の臨床経験では、定期的に頸動脈エコーを受けて動脈硬化の進行度を把握し、生活習慣の改善を継続することで、将来的なイベントリスクを低減できた患者さんも多くいらっしゃいます。
甲状腺エコー:甲状腺腫瘍・バセドウ病・橋本病の診断
甲状腺エコー検査は、首の前面にある甲状腺を超音波で観察し、甲状腺の大きさ、形、内部構造、しこり(結節)の有無や性状を評価する検査です。甲状腺機能亢進症(バセドウ病)や甲状腺機能低下症(橋本病)といった機能異常症の診断補助、甲状腺腫瘍の発見や良悪性の鑑別に非常に有用です。
甲状腺エコーでわかること
甲状腺エコー検査は、以下のような甲状腺疾患の診断に役立ちます。
- 甲状腺の大きさ・形態:甲状腺全体の腫大(びまん性甲状腺腫)や、左右差などを評価します。
- 甲状腺結節(しこり):結節の有無、数、大きさ、形、内部の様子(充実性、嚢胞性、石灰化の有無など)、血流などを詳細に観察し、良性か悪性かの鑑別を試みます。
- 炎症の有無:甲状腺炎(橋本病など)では、甲状腺全体が粗く、不均一に見えることがあります。
- 周辺リンパ節:甲状腺がんの場合、周辺のリンパ節への転移の有無も確認できます。
臨床現場では、「首のしこりが気になる」「健康診断で甲状腺の異常を指摘された」という訴えで受診される患者さんが多く見られます。また、「体重が急に減ったのに食欲がある」「疲れやすい、むくみがひどい」といった症状から、甲状腺機能の異常を疑い、血液検査と合わせて甲状腺エコーを行うことで、バセドウ病や橋本病の診断に至るケースも少なくありません。
甲状腺疾患の種類とエコー所見
主な甲状腺疾患とエコー所見の例を以下に示します。
| 疾患名 | 主なエコー所見 |
|---|---|
| バセドウ病 | 甲状腺全体の腫大、内部エコーの不均一性、血流の増加(カラードップラーで確認) |
| 橋本病(慢性甲状腺炎) | 甲状腺全体の腫大または萎縮、内部エコーの著しい不均一性(モザイクパターン)、線維化 |
| 甲状腺良性結節 | 境界明瞭で均一な内部エコー、嚢胞性成分、辺縁にハロー(低エコー帯)など |
| 甲状腺がん | 不整な境界、不均一な内部エコー、微細石灰化、縦長の形態、被膜浸潤、リンパ節転移など |
検査の流れと注意点
検査は、仰向けに寝て首を少し反らせた状態で、首にゼリーを塗布し、プローブを当てて行います。痛みはなく、特別な前処置も不要です。検査時間は10〜20分程度です。
甲状腺エコーは、結節の良悪性を鑑別する上で非常に有用ですが、確定診断には細胞診(穿刺吸引細胞診)が必要となる場合があります。エコーで悪性の可能性が示唆された場合、医師から細胞診の提案があるでしょう。
乳腺エコー:乳がん検診・マンモグラフィとの併用

乳腺エコー検査は、超音波を用いて乳腺の組織を観察し、しこり(腫瘤)の有無や性状、乳がんの早期発見を目的とする検査です。特に、日本の女性に多いとされる高濃度乳腺(乳腺組織が密でマンモグラフィでは病変が見えにくいタイプ)の方にとって、マンモグラフィと併用することで診断精度を高めることが期待されます。
乳腺エコーで何がわかる?
乳腺エコー検査では、主に以下のような情報を得ることができます。
- 腫瘤の有無と性状:しこりの大きさ、形、境界の明瞭さ、内部のエコーパターン、血流の有無などを詳細に観察し、良性か悪性かを鑑別する手がかりを得ます。
- 嚢胞性病変:内部に液体が貯留した嚢胞(のうほう)を検出します。これは良性の病変であることがほとんどです。
- 乳腺の構造:乳腺組織全体の様子や、乳管の拡張などを確認します。
- 腋窩リンパ節:乳がんが疑われる場合、脇の下のリンパ節への転移の有無も確認します。
日々の診療では、「乳房にしこりがあるように感じる」「乳がん検診で精密検査を勧められた」と不安な表情で来院される方が少なくありません。乳腺エコーは、触診では分かりにくい小さな病変や、マンモグラフィでは見えにくい高濃度乳腺の病変を発見するのに非常に有効です。筆者の臨床経験では、マンモグラフィでは異常なしとされたものの、乳腺エコーで早期乳がんが発見されたケースも経験しており、両検査の併用が重要だと感じています。
マンモグラフィとの併用が推奨される理由
乳がん検診では、マンモグラフィと乳腺エコーがそれぞれ異なる特性を持つため、併用することで診断精度が向上するとされています。
- マンモグラフィ:乳腺をX線で撮影する検査で、特に微細な石灰化(乳がんの初期症状の一つ)の検出に優れています。しかし、乳腺組織が密な高濃度乳腺の場合、病変が乳腺に隠れて見えにくいことがあります。
- 乳腺エコー:超音波で乳腺を観察するため、高濃度乳腺でも病変を見つけやすいという利点があります。また、しこりが液体成分の嚢胞なのか、固形成分の腫瘤なのかを区別するのに優れています。ただし、微細石灰化の検出はマンモグラフィに劣ります。
このため、特に40歳未満の女性や高濃度乳腺の方には、マンモグラフィと乳腺エコーの両方を受けることが推奨される場合があります。
検査の流れと注意点
検査は、仰向けに寝て腕を上げた状態で、乳房にゼリーを塗布し、プローブを当てて行います。痛みはなく、特別な前処置も不要です。検査時間は15〜30分程度です。
乳腺エコーで異常が発見された場合でも、それが必ずしも乳がんであるとは限りません。良性のしこりであることも多いため、医師の指示に従い、必要に応じて精密検査(細胞診や組織診など)を受けることが重要です。
まとめ
超音波検査(エコー)は、超音波を利用して体内の臓器や組織をリアルタイムで観察する、非侵襲的で安全性の高い画像診断法です。放射線被曝がないため、繰り返し検査が可能であり、妊婦さんや小さなお子さんにも安心して適用できます。腹部、心臓、頸動脈、甲状腺、乳腺など、全身の様々な部位の病変の診断や経過観察に広く活用されており、病気の早期発見や適切な治療方針の決定に不可欠な役割を担っています。それぞれの検査部位において、特有の疾患の診断に役立つ情報を提供し、他の検査と組み合わせることでより正確な診断が可能となります。
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オンライン診療を予約する(初診料無料)よくある質問(FAQ)
- Christopher L Moore, Joshua A Copel. Point-of-care ultrasonography.. The New England journal of medicine. 2011. PMID: 21345104. DOI: 10.1056/NEJMra0909487
- Carine Dufauret-Lombard, Pascale Vergne-Salle, Anne Simon et al.. Ultrasonography in chondrocalcinosis.. Joint bone spine. 2010. PMID: 20097591. DOI: 10.1016/j.jbspin.2009.12.001
- Paul H Mayo, Peter Doelken. Pleural ultrasonography.. Clinics in chest medicine. 2006. PMID: 16716814. DOI: 10.1016/j.ccm.2006.01.003
- F Caglayan, I S Bayrakdar. The Intraoral Ultrasonography in Dentistry.. Nigerian journal of clinical practice. 2018. PMID: 29465043. DOI: 10.4103/1119-3077.197016

