- ✓ 倦怠感は日常的な疲労から重大な疾患まで、多岐にわたる原因が考えられます。
- ✓ 長引く倦怠感や他の症状を伴う場合は、医療機関での精密検査が重要です。
- ✓ 生活習慣の改善や適切な医療介入により、倦怠感の軽減が期待できます。
日常的な疲労・生活習慣によるだるさとは?

日常的な疲労や生活習慣によるだるさとは、睡眠不足、過労、ストレス、運動不足、不規則な食生活などが原因で生じる、一時的または慢性的な身体的・精神的な疲労感のことです。これは病気とは異なり、生活習慣の改善によって多くの場合で軽減が期待できます。
多くの人が経験する「だるさ」は、必ずしも病気が原因とは限りません。日々の生活習慣が大きく影響していることが少なくありません。例えば、夜遅くまでスマートフォンを操作している、仕事が忙しく睡眠時間が十分に取れない、食事を抜くことが多い、運動する機会がほとんどないといった状況は、身体に大きな負担をかけ、倦怠感として現れることがあります。
臨床現場では、「寝ても疲れが取れない」「朝起きるのがつらい」と相談される方が少なくありません。詳しく話を聞くと、仕事のストレスや不規則な生活が背景にあることがほとんどです。特に、現代社会では情報過多やデジタルデバイスの普及により、脳が休まる時間が減少し、慢性的な疲労につながりやすい傾向が見られます。
日常的な疲労の主な原因は何ですか?
日常的な疲労の主な原因は多岐にわたりますが、代表的なものとして以下の点が挙げられます。
- 睡眠不足・睡眠の質の低下: 必要な睡眠時間が取れていない、または睡眠中に何度も目が覚めるなど、質の良い睡眠が確保できていない状態です。
- 過労・精神的ストレス: 肉体的な労働だけでなく、精神的なプレッシャーや人間関係の悩みなども、心身に大きな負担をかけます。
- 運動不足: 適度な運動は血行促進やストレス解消に繋がりますが、不足すると身体のだるさを感じやすくなります。
- 偏った食生活: 栄養バランスの偏りや、特定の栄養素(ビタミンB群、鉄分など)の不足は、エネルギー産生に影響し、倦怠感を引き起こすことがあります。
- 脱水: 水分不足は血流を悪化させ、全身の細胞への酸素や栄養供給を妨げ、だるさを感じさせることがあります。
生活習慣を見直すことで改善は期待できますか?
はい、生活習慣を見直すことで、日常的な疲労やだるさの多くは改善が期待できます。特に、以下のポイントに注目してみましょう。
- 十分な睡眠時間の確保: 毎日決まった時間に就寝・起床し、7〜8時間の睡眠を目指しましょう。寝室環境を整え、就寝前のカフェインやアルコールの摂取を控えることも重要です。
- バランスの取れた食事: 3食規則正しく、主食・主菜・副菜を揃えた食事を心がけましょう。特にビタミンやミネラルが豊富な野菜や果物を積極的に摂取することが推奨されます。
- 適度な運動: ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチなど、無理のない範囲で毎日体を動かす習慣をつけましょう。週に150分以上の中強度の運動が推奨されています。
- ストレスマネジメント: 趣味の時間を持つ、瞑想や深呼吸を取り入れる、信頼できる人に相談するなど、自分なりのストレス解消法を見つけることが大切です。
- 適切な水分補給: 1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水を飲むようにしましょう。
筆者の臨床経験では、生活習慣の改善に取り組むことで、治療開始数週間から数ヶ月ほどで「以前より体が軽くなった」「朝の目覚めが良くなった」と改善を実感される方が多いです。特に、睡眠の質と食事内容の見直しは、倦怠感の軽減に直結しやすいと感じています。
病気が隠れている危険な倦怠感とは?
病気が隠れている危険な倦怠感とは、単なる疲労では説明できないほど強く、持続的で、休んでも改善しない倦怠感のことです。このような倦怠感は、身体のどこかに潜む疾患のサインである可能性があり、早期の医療機関受診と適切な診断が不可欠です。
「倦怠感が取れない」と感じる場合、その背景に何らかの病気が隠れていることがあります。特に、数週間以上にわたって倦怠感が続き、日常生活に支障をきたすような場合は注意が必要です。私の日常診療では、「まさかこんな病気だとは思いませんでした」と驚かれる患者さんも少なくありません。倦怠感は非常に一般的な症状であるため、軽く見過ごされがちですが、その裏に重大な疾患が潜んでいる可能性も考慮しなければなりません。
どのような病気が倦怠感を引き起こしますか?
倦怠感は非常に多くの病気でみられる症状です。主な疾患群と具体的な病名を以下に示します。
1. 内分泌・代謝性疾患
- 甲状腺機能低下症: 甲状腺ホルモンの分泌が低下し、全身の代謝が落ちることで、倦怠感、むくみ、冷え、体重増加などが現れます。
- 糖尿病: 血糖値のコントロールがうまくいかないと、エネルギー代謝に異常が生じ、倦怠感、口渇、頻尿などの症状が出ることがあります。
- 副腎疲労: ストレスなどにより副腎の機能が低下し、倦怠感、気力の低下、朝起きられないなどの症状が出るとされています。
2. 血液疾患
- 貧血(鉄欠乏性貧血など): 赤血球やヘモグロビンが不足し、全身への酸素供給が不十分になるため、倦怠感、息切れ、めまいなどが生じます。
3. 感染症
- 慢性感染症: 結核、肝炎(B型、C型)、HIV感染症など、持続的な感染は身体に負担をかけ、倦怠感を引き起こします。
- COVID-19後遺症(Long COVID): 感染後も倦怠感が長期間続くケースが報告されています。
4. 膠原病・自己免疫疾患
- 関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなど: 全身性の炎症が倦怠感の主な原因となります。
5. 精神疾患
- うつ病、適応障害、不安障害: 精神的な不調が身体症状として倦怠感を引き起こすことは非常に多いです。
6. 悪性腫瘍(がん)
- がん関連疲労 (CRF: Cancer-Related Fatigue): がん自体やその治療(化学療法、放射線療法など)によって引き起こされる、持続的で苦痛を伴う倦怠感です。通常の疲労とは異なり、休息によっても回復しにくい特徴があります[1][2]。
7. 神経疾患
- 多発性硬化症: 脳や脊髄の神経が障害されることで、倦怠感が主要な症状の一つとして現れることがあります[4]。
- 慢性疲労症候群 (CFS/ME): 身体を動かせないほどの強い疲労感が6ヶ月以上続き、休息によっても改善しない病気です。
8. 腎臓病
- 慢性腎臓病: 腎機能の低下により体内に老廃物が蓄積し、倦怠感、むくみ、食欲不振などが現れます。透析患者さんにおいても倦怠感は一般的な症状として報告されています[3]。
危険な倦怠感を見分けるポイントは?
病気が隠れている可能性のある倦怠感には、いくつかの特徴があります。以下のような症状が伴う場合は、早めに医療機関を受診することを強くお勧めします。
- 持続期間: 2週間以上、あるいは1ヶ月以上倦怠感が続き、休息しても改善しない。
- 症状の程度: 日常生活や仕事に支障をきたすほどの強い倦怠感。
- 随伴症状: 発熱、体重減少、リンパ節の腫れ、関節痛、筋肉痛、咳、息切れ、動悸、食欲不振、抑うつ気分、しびれなど、倦怠感以外の症状を伴う。
- 急激な発症: 突然、強い倦怠感が現れた場合。
自己判断で「ただの疲れ」と決めつけず、上記のようなサインがある場合は、専門医の診察を受けることが重要です。早期発見・早期治療が、症状の改善や重症化の予防につながります。
倦怠感の解消法・市販薬・受診先は?

倦怠感の解消法は、その原因によって大きく異なります。生活習慣によるものであればセルフケアが有効ですが、病気が原因の場合は適切な医療介入が必要です。市販薬も一時的な症状緩和に役立つことがありますが、根本的な解決には至らないことも多いため、見極めが重要です。
日々の診療では、「どうすればこのだるさが取れるのか」と切実に相談される患者さまも少なくありません。私たちは、まず患者さんの生活背景や既往歴を丁寧に聞き取り、身体診察や必要に応じて血液検査などのスクリーニング検査を行います。その上で、原因に応じた適切な解消法や治療法を提案しています。
倦怠感を和らげるセルフケアと市販薬
病気が原因ではない日常的な倦怠感の場合、以下のセルフケアや市販薬が症状の緩和に役立つことがあります。
- セルフケア
- 前述の「日常的な疲労・生活習慣によるだるさ」のセクションで述べた、睡眠、食事、運動、ストレスマネジメント、水分補給の見直しが基本となります。
- 市販薬
- ビタミンB群製剤、滋養強壮剤、漢方薬などが挙げられます。これらは一時的にエネルギー代謝を助けたり、血行を促進したりすることで、疲労感を軽減する効果が期待できます。しかし、これらはあくまで対症療法であり、根本的な原因を解決するものではありません。特に、長期間使用しても改善が見られない場合は、医療機関を受診すべきです。
倦怠感で受診すべきタイミングと何科を受診すべきか?
倦怠感が続く場合、特に以下のような状況では医療機関の受診を検討してください。
- 2週間以上倦怠感が続く場合: 特に休息しても改善しない場合。
- 他の症状を伴う場合: 発熱、体重減少、痛み、しびれ、気分が落ち込むなど。
- 日常生活に支障が出ている場合: 仕事や学業、家事が手につかないなど。
受診すべき診療科は、症状や疑われる原因によって異なりますが、まずは内科を受診するのが一般的です。内科医は全身を診る専門家であり、問診や身体診察、基本的な血液検査などから、倦怠感の原因がどこにあるのかを幅広く検討し、必要に応じて専門科への紹介を行います。
具体的な受診先の目安は以下の通りです。
| 症状 | 推奨される診療科 | 考えられる疾患例 |
|---|---|---|
| 全身のだるさ、発熱、体重減少 | 内科、総合診療科 | 感染症、悪性腫瘍、膠原病など |
| だるさ、動悸、息切れ、顔色不良 | 内科、血液内科 | 貧血、心疾患など |
| だるさ、むくみ、冷え、体重増加 | 内科、内分泌内科 | 甲状腺機能低下症など |
| だるさ、気分の落ち込み、不眠 | 心療内科、精神科 | うつ病、適応障害など |
| だるさ、手足のしびれ、筋力低下 | 神経内科 | 多発性硬化症、神経疾患など |
実際の診療では、問診で患者さんの具体的な症状、発症時期、経過、生活習慣、既往歴などを詳細に確認します。例えば、「いつから、どのような時に、どの程度の倦怠感を感じるか」「倦怠感以外に何か気になる症状はないか」といった質問を通じて、原因の絞り込みを行います。この丁寧な問診が、適切な診断と治療方針の決定に繋がる重要なステップとなります。
症状の掛け合わせ(倦怠感+〇〇)で何がわかる?
倦怠感は単独で現れることもありますが、多くの場合、他の症状を伴います。この「倦怠感+〇〇」という症状の組み合わせは、原因となる疾患を特定するための重要な手がかりとなります。特定の症状が同時に現れることで、より具体的な病気を疑うことが可能になります。
診察の場では、「だるいだけでなく、熱もあって…」「最近、体重が減ってきて…」と質問される患者さんも多いです。これらの追加情報は、診断の精度を大きく高めます。単なる疲労と病気による倦怠感の区別はもちろん、どのような病気が疑われるのかを推測する上で、症状の掛け合わせは非常に重要な臨床的判断材料となります。
倦怠感と発熱を伴う場合、何が考えられますか?
倦怠感に発熱が加わる場合、身体が何らかの炎症や感染症と闘っている可能性が高いです。
- 感染症: 風邪、インフルエンザ、肺炎、尿路感染症、肝炎、結核、COVID-19など、急性・慢性問わず様々な感染症が考えられます。
- 膠原病・自己免疫疾患: 全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、多発性筋炎など、自己免疫の異常による炎症が発熱と倦怠感を引き起こすことがあります。
- 悪性腫瘍: 白血病やリンパ腫など、一部のがんでは、腫瘍熱と呼ばれる発熱と全身倦怠感が現れることがあります。
発熱のパターン(持続的か間欠的か、高熱か微熱か)や、他の症状(咳、喉の痛み、関節痛、発疹など)の有無も診断の重要な手がかりとなります。
倦怠感と体重減少を伴う場合、何が考えられますか?
倦怠感に意図しない体重減少が伴う場合、体内でエネルギーが異常に消費されているか、栄養の吸収が阻害されている可能性があり、特に注意が必要です。
- 悪性腫瘍(がん): がん細胞は増殖のために大量のエネルギーを消費し、またサイトカインと呼ばれる物質を放出して全身の代謝に影響を与えるため、倦怠感と体重減少が顕著に現れることがあります[1]。
- 甲状腺機能亢進症: 甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、全身の代謝が異常に高まることで、倦怠感、体重減少、動悸、発汗などの症状が出ます。
- 慢性感染症: 結核やHIV感染症など、慢性的な感染は身体に持続的な負担をかけ、倦怠感と体重減少を引き起こすことがあります。
- 消化器疾患: 炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎)や吸収不良症候群など、栄養の吸収が妨げられる病気でも倦怠感と体重減少が見られます。
倦怠感と気分の落ち込みを伴う場合、何が考えられますか?
倦怠感に気分の落ち込みや意欲の低下が伴う場合、精神的な要因が強く関与している可能性が高いです。
- うつ病: 倦怠感はうつ病の主要な身体症状の一つです。気分の落ち込み、興味の喪失、不眠や過眠、食欲不振や過食、集中力の低下などが同時に現れます。
- 適応障害: ストレスが原因で心身のバランスを崩し、倦怠感や気分の落ち込み、不安などの症状が現れます。
- 慢性疲労症候群 (CFS/ME): 重度の倦怠感が続く病気ですが、抑うつ症状を併発することも少なくありません。
これらの症状がある場合、心療内科や精神科の受診が推奨されます。精神的な不調は身体症状として現れやすいため、適切な診断と治療が重要です。実際の診療では、患者さんの精神的な状態を評価するために、問診票や簡単な心理テストを用いることもあります。患者さんが「だるくて何もする気が起きない」と訴える背景には、精神的な疲弊が隠れていることが多いため、身体的な検査と並行して心のケアも重要になります。
倦怠感が取れない時の診断プロセスとは?

倦怠感が取れない状態で医療機関を受診した場合、医師はまずその原因が何であるかを特定するための診断プロセスを進めます。このプロセスは、患者さんの症状、病歴、生活習慣などを総合的に評価し、必要に応じて検査を行うことで、適切な治療へと繋げるための重要なステップです。
臨床現場では、倦怠感の訴えは多岐にわたるため、鑑別診断が非常に重要になります。患者さんの話をじっくり聞き、どのような情報が診断に役立つかを見極めることが、専門医としての腕の見せ所です。特に、問診で得られる情報が、その後の検査方針を大きく左右します。
初診時の問診と身体診察の重要性
倦怠感で受診された際、最も重要なのは初診時の問診と身体診察です。これにより、医師は患者さんの状態を包括的に把握し、どの疾患が疑わしいかを絞り込んでいきます。
- 問診: 倦怠感の具体的な内容(いつから、どの程度、どのような時に悪化・改善するか)、随伴症状(発熱、痛み、体重変化、気分の落ち込みなど)、既往歴、服用中の薬、アレルギー、生活習慣(睡眠、食事、運動、飲酒、喫煙)、仕事や家庭でのストレス状況などを詳細に聞き取ります。
- 身体診察: 顔色、浮腫の有無、リンパ節の腫れ、甲状腺の触診、心音・呼吸音の聴診、腹部の触診、神経学的所見などを確認します。これらの所見から、特定の疾患の兆候を見つけることがあります。
特に問診では、患者さんが倦怠感を「だるい」「しんどい」「やる気が出ない」など、どのような言葉で表現するかにも注目します。言葉のニュアンスから、身体的な疲労なのか、精神的な疲弊なのかを推測する手助けになることもあります。
倦怠感の原因特定のための検査
問診と身体診察の結果、特定の疾患が疑われる場合には、さらに詳しい検査を行います。検査は、原因を特定し、適切な治療方針を立てるために不可欠です。
- 血液検査:
- 一般血液検査: 貧血の有無、炎症反応(CRPなど)、肝機能、腎機能、血糖値などを確認します。
- ホルモン検査: 甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモンなどを測定し、内分泌疾患の有無を調べます。
- 感染症検査: 肝炎ウイルス、HIV、EBウイルスなどの抗体検査を行うことがあります。
- 自己抗体検査: 膠原病が疑われる場合に行います。
- 尿検査: 腎機能の評価や糖尿病のスクリーニングに役立ちます。
- 画像検査:
- 胸部X線検査: 肺炎や結核、心臓の異常などを確認します。
- 超音波検査(エコー): 腹部臓器(肝臓、腎臓など)や甲状腺の異常を調べます。
- CT/MRI: より詳細な情報が必要な場合、脳や腹部、胸部などの精密検査を行います。
- 心電図検査: 心臓の異常が疑われる場合に行います。
- 心理検査: うつ病や不安障害など、精神的な要因が強く疑われる場合に行うことがあります。
これらの検査は、患者さんの症状や医師の判断に基づいて選択されます。全ての検査を最初から行うわけではなく、疑われる疾患の可能性が高いものから段階的に進めていくのが一般的です。臨床現場では、検査結果を待つ間も患者さんの不安を軽減できるよう、丁寧な説明を心がけています。特に、血液検査で貧血が見つかったり、甲状腺ホルモンの異常が判明したりすると、患者さん自身も「だるさの原因がわかって安心した」と話されることが多いです。
まとめ
倦怠感やだるさは、日常的な疲労から重大な病気のサインまで、その原因は多岐にわたります。睡眠不足やストレスなどの生活習慣が原因であることも多いですが、貧血、甲状腺機能低下症、糖尿病、感染症、さらには悪性腫瘍や精神疾患が隠れている可能性もあります。特に、2週間以上続く倦怠感、発熱や体重減少などの他の症状を伴う場合は、自己判断せずに内科などの医療機関を受診し、適切な診断を受けることが重要です。問診や身体診察、必要に応じた血液検査や画像検査を通じて原因を特定し、それぞれの原因に応じた治療や生活習慣の改善に取り組むことで、倦怠感の軽減が期待できます。
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- Julienne E Bower. Cancer-related fatigue–mechanisms, risk factors, and treatments.. Nature reviews. Clinical oncology. 2014. PMID: 25113839. DOI: 10.1038/nrclinonc.2014.127
- Ann M Berger, Kathi Mooney, Amy Alvarez-Perez et al.. Cancer-Related Fatigue, Version 2.2015.. Journal of the National Comprehensive Cancer Network : JNCCN. 2016. PMID: 26285247. DOI: 10.6004/jnccn.2015.0122
- Maurizio Bossola, S Susan Hedayati, Astrid D H Brys et al.. Fatigue in Patients Receiving Maintenance Hemodialysis: A Review.. American journal of kidney diseases : the official journal of the National Kidney Foundation. 2023. PMID: 37187283. DOI: 10.1053/j.ajkd.2023.02.008
- Abril Oliva Ramirez, Alexander Keenan, Olivia Kalau et al.. Prevalence and burden of multiple sclerosis-related fatigue: a systematic literature review.. BMC neurology. 2021. PMID: 34856949. DOI: 10.1186/s12883-021-02396-1

